2010年05月22日
琢治生誕日/ノーベル賞の風(2010/05/22)
どこがいいの、おがわたくじ。近づく生誕日
5月28日が小川琢治140年目の生誕日です。
(写真:湯川秀樹ノーベル賞受賞60周年記念展示会、和歌山市民会館にて、2009年12月、「京都大学湯川記念館」提供)

琢治は知名度が低く、いかつい風貌もあり、和中(桐蔭)の先輩といえども、私自身もなかなか好きになれませんでした。秀樹の「旅人」にも、怖い父と書かれています。
そんなとき、おがわたくじのどこがいいのという声が聞こえてきそうです。
まず芯は優しいおやじのようです。それに、やはり教育熱心。秀樹の大学進学にも気を配っています「旅人」。調べていると、そういうところがときおり出てきます。
30歳のときにフランスへ、パリ万博、並びに国際地質学会議に行った時の自慢話を秀樹らにするところが父親らしいですね。
そういうところが好きです。
写真:同展示会での琢治の著書

下にある黄色いのは『おがわたくじ』という絵本で、私が「湯川秀樹生誕100年」のときに、わかやま絵本の会の松下代表に本当にご厚意で、製作頂いたものです。
秀樹の誕生が東京より前、すなわち和歌山から始まっている初めての絵本でしょう。琢治の熊野古道の旅も描かれています。
絵/藤井博之氏。県内、大阪アバンザ、東京有楽町喜集館においています。是非ご覧下さい。

(ほかの琢治に関する参考文献)
日本地理学史論 岡田 俊裕著
「アカデミー地理学の成立を、人物に焦点を当てて考察。官学的正統派アカデミーの小川琢治と在野的非主流派の小田内通敏の学史的意義および影響力を論説する。
5月28日が小川琢治140年目の生誕日です。

(写真:湯川秀樹ノーベル賞受賞60周年記念展示会、和歌山市民会館にて、2009年12月、「京都大学湯川記念館」提供)
琢治は知名度が低く、いかつい風貌もあり、和中(桐蔭)の先輩といえども、私自身もなかなか好きになれませんでした。秀樹の「旅人」にも、怖い父と書かれています。
そんなとき、おがわたくじのどこがいいのという声が聞こえてきそうです。
まず芯は優しいおやじのようです。それに、やはり教育熱心。秀樹の大学進学にも気を配っています「旅人」。調べていると、そういうところがときおり出てきます。
30歳のときにフランスへ、パリ万博、並びに国際地質学会議に行った時の自慢話を秀樹らにするところが父親らしいですね。
そういうところが好きです。
写真:同展示会での琢治の著書
下にある黄色いのは『おがわたくじ』という絵本で、私が「湯川秀樹生誕100年」のときに、わかやま絵本の会の松下代表に本当にご厚意で、製作頂いたものです。
秀樹の誕生が東京より前、すなわち和歌山から始まっている初めての絵本でしょう。琢治の熊野古道の旅も描かれています。
絵/藤井博之氏。県内、大阪アバンザ、東京有楽町喜集館においています。是非ご覧下さい。
(ほかの琢治に関する参考文献)
日本地理学史論 岡田 俊裕著
「アカデミー地理学の成立を、人物に焦点を当てて考察。官学的正統派アカデミーの小川琢治と在野的非主流派の小田内通敏の学史的意義および影響力を論説する。
Posted by のりひろ at 22:13│Comments(0)
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