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2011年04月21日

新米広報課長日記(2011/4/21)

被災地からの手紙

 現在進行中の「戦う広報」プロジェクト。
 午前、県外広報担当主幹が開発中の「新兵器」を携えて上司に報告すると、なかなかの好感触。
 しばらく習熟期間を設けて、連休明けには公開できるかな。
 
 午後、庁外で開かれた「北方領土返還要求和歌山県民会議」役員会の受付をお手伝い。
 広報課は、県民会議の事務局を担っています。
 新米課長は、15時から開かれる知事の臨時記者会見準備のため、役員の皆さんと名刺交換をすませ帰庁。

 臨時会見は2部制で、前半は「行幸啓について」でした。

 天皇皇后両陛下におかれましては、第62回全国植樹祭に御臨席、併せて地方事情ご視察のため、5月21日(土)から22日(日)まで、本県へ行幸啓になります。
 その御日程と知事謹話が発表されました。

 後半は「和歌山県の防災・減災対策の総点検の実施について」と「東日本大震災の被災地への人的支援について」が発表されました。

 前者は、これまでの避難場所が適切かどうか緊急点検・見直しを行うなど、6月までに緊急点検(短期)を実施し、あわせて中期・長期対策としてあらたに河田惠昭関西大学社会安全学部長を座長とする専門家会議を設置し、専門的な意見をいただきながら、総点検の実施や被害想定の見直しなどを行います。

 後者は、被災市町村(岩手県内)の避難所運営・管理のため、和歌山県職員と県内市町村職員がチーム(7班体制、のべ約127名)を組み、4月29日から5月22日まで、現地に派遣することになりました。

 会見の中で、知事から一通の手紙が披露されました。
 石巻市の女性からのものですが、年をとって涙もろい新米課長は読みながら涙が止まりませんでした。

 以下、転記します。(筆者の了解を得ています。)

 私はこの度の東日本大震災で被災した宮城県の石巻市に住む大学生です。
 幸い、私の地区は津波の被害もなく、今では不自由ない生活を送らせてもらっています。
 文面に失礼があるかもしれませんが、どうしても御礼を申し上げたいと思い、手紙を送らせていただきました。
 私は石巻市の旧河南町という所に住んでおり、3月12日の地震で食器など壊れてしまったものの、以前も地震があったこともあり、町自体も大きな被害は受けませんでした。
 しかし、ライフラインは遮断され、ラジオから流れてくるのはほんの数キロ先での津波の被害の多さや死者の数。暗い家で親戚と集まり暖をとっていましたが、本当に不安な日々を送っていました。
 地震から数日後、サイレンが鳴るのにはその数があまりにも多く、何が起こったのかといとこのお姉さん達と道路に見に行くと遠くに何十もの赤いランプが見え、近所の人もどんどん集まり様子を見ていました。 すると来たのは和歌山県からの消防車や救急車で何十台にも連なり、頭を下げて通っていかれました。
 近所の方が「応援さ来てけだんだっちゃー。」と言ってようやく事態がのみこめました。
 普通なら拍手で迎え入れるのでしょうが、その頼もしい姿に感動してただただ涙が溢れてきました。
 今でもその光景が目にやきつき、思い出すたびに涙が出ます。そこにいた皆が感動していました。どれだけ心強い存在だったか分かりません。
 もちろん今回、他県からたくさん応援の方々が来てくれています。外国からもたくさんの方が駆けつけてくれています。道路でなにわナンバーの車両を見るととても心強く感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそあの心細い中、最初に見た和歌山の方たちにお礼を言いたいと思いました。みなさんの存在がどれだけ私たちに勇気と希望をくれたか分かりません。
 ただ佇むしかなかった私たちに、頭を下げてくれた心遣い、忘れません。
 遠い中、駆けつけてくれて本当にありがとうございました。
 必ず以前よりも素晴らしい街にしてみせるので、是非石巻にいらしてください。
 今度は涙ではなく笑顔で迎えたいと思います。本当にありがとうございました。
 まだ活動を続けてくださっている方々も、どうぞお体に気を付けてください。

追伸
 今回どちらへ手紙を出せばよいか分からなかったので、和歌山県のホームペ-ジより見つけたこちらへ出させていただきました。
 どうぞ皆様によろしくお伝え願いたいと思います。

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Posted by 新米課長 at 17:02│Comments(0)新米課長日記
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