プロフィール
まちづくり1000人会
まちづくり1000人会
和歌山市「まちづくり1000人会」には、「大好きなわが街、わかやまを元気にしたい!」という熱いハートをもった仲間が現在約200人集まっています。出会って、しゃべって、一緒に「まち」を考えて・・・。あなたも参加しませんか? 目標「1000人」! わいわい楽しく、ときには(?)真面目に「こんな和歌山、ええと思えへん?」を語りましょう。

一人の一歩がまちを変える
フィールドは常に現場

現在会員数 268人
まちづくり1000人会について

兄弟ブログもご覧ください!
まちなか交流スペース『みんなの学校』
まちなか交流スペース『みんなの学校』

「癒しの聖地」、「食の宝庫」、「近畿の宝石箱」、和歌山県のホットな情報をいち早くお伝えします。
~和歌山県広報リレーブログ~

お勧め、まちなかリンク!
和歌山ライブの歩き方
ぶらくりエンターテイメント
ぶらくり商店街

わかやまイベントボード

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 46人
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


2010年02月18日

私のまちづくりの原点:科学史について

まちづくり1000人会のみなさま こんにちは。

(ノーベル賞・湯川秀樹のルーツ・和歌山市に記念碑を!)の活動をこれからしていきます溝畑こと、のりひろ、和歌山市出身です。よろしくお願い致します。日本科学史学会日本物理学会で活動しているメーカーの技術者(50代)です。

みなさんのまわりには、ノーベル賞の風が吹いていますか?ビュンビュン吹いているという方はそれほどいないと思います。いま和歌山市には、昨12月から少し吹きだしました。

以前12月16日開催の、湯川秀樹博士ノーベル物理学賞受賞60周年記念事業「きのくに科学教育シンポジウム」 をMLでご紹介致しました。このHPには、ラジオ番組(1月23日)があり、生徒の生の感想が聞けます。

「湯川秀樹のルーツが和歌山市にある」と聞いて驚かれる方も多いでしょう。秀樹の父、小川琢治は和歌山中学、母方(小川小雪)の祖父、小川駒橘は和歌山城の武士だったのです。小川琢治の墓は、代々の小川家の墓とともに、堀止西の万性寺にあります。

今日は、私のまちづくり活動の原点となっている科学史(物理学史)というものをご紹介させて下さい。例えば、ニュートンやアインシュタインに関する本は世にたくさんあります。これらの本はどうやってできたかというと、彼らの論文を読んだり、彼らが研究した大学や生誕地を実際に訪れて、保存されている手紙を調べたりして書かれています。学会ではそうして調べたことを発表し、本にしたりします。
学会には、大学の先生だけでなく、私のように個人もいて、活動形態は、本の出版だけでなく、講演会や今度着手する記念碑の建立など、さまざまなものがあります。

私は超伝導の科学史が専門で、毎年、発表しています。
超伝導研究でのノーベル物理学賞は次があります。
受賞年:受賞者:研究業績
1913 K.オンネス:ヘリウムの液化に導いた低温での物性に関する研究
1972 バーディーン・クーパー・シュリーファー:BCS理論という超伝導の基礎理論
1987 J.ベドノルツ、K.A.ミュラー:高温超伝導体の発見

2月13日(土)、家族で大阪に行き、息子(中3)と大阪市立科学館に行きました。私は超伝導を研究しているので、サイエンスショーが目当てでした。20-30人の家族連れが観覧しました。超伝導とは特定の物質を-200度Cに冷やすと、電気抵抗がなくなる現象のことで、また強力な磁石になります。詳しくは動画を見て下さい。1911年に発見されたこの現象は、リニヤモーターカーの磁石や医療機器のMRIに応用され始め、世界中で研究されています。

このように物理学は、湯川博士の素粒子だけでなく、重要な未来技術が対象となります。(ノーベル賞の風)
  

Posted by のりひろ at 21:16Comments(2)報告・発見・お知らせ

2010年02月18日

新米課長日記(2010/2/18)

モチベーション

 午後、和歌山大学へ。経済学部の辻本准教授と面談させていただきました。辻本先生は県内では数少ない交通政策の専門家です。新米課長も大学の専攻は「交通工学」でしたが、こちらは「ニセもんか」!?

 まちおこし推進課が抱える6箇所の市営駐車場、累積赤字をたくさん抱えている所もありますし、設備更新時期を迎えている所もあります。路上駐車をなくすための受け皿としての当初の設置目的は、近傍に林立する安価なコインパーキングにその役目を譲っており、管理人を置く地下駐車場は、料金値下げ競争では勝ち目がありません。

 今後、各駐車場について閉鎖するか、転用するか、存続させるか、いろんな選択肢を模索しながら、方向性を定めていかなければなりません。
 そういった中で、市民の皆さんのご意見やアイデアをいただく局面もあろうかと思いますので、その節はよろしくお願いします。

 辻本先生からも、いろんなアイデアをいただきましたし、今後もアドバイスをいただけるとのこと。
 「災い転じて福となす」、赤字の市営駐車場が中心市街地の活性化に寄与する形でリニューアルできれば一番良いんですが・・・

 夜は、フォルテワジマで月例の「観光カリスマ講座」。今日の講師は、色川地域振興推進委員会会長の原和男さん。
 県庁地域づくり課時代に、いろいろお世話になっており、約1年ぶりの再会です。

 前々から抱いていたモヤモヤが、今日の原さんのお話を聞いていて、晴れました。
 中心市街地の抱える問題は、限界集落問題と根っこは同じなんです。そうであれば、同じアプローチで、問題解決に当たろうではありませんか。
 
 今日、伺ったキーワード。「居場所」となる村、誇りの再生、自治力アップ、集落支援員、百姓養成塾、むらの教科書づくり、若者をむらへ・・・

 全てが、中心市街地に置き換えられます。
 そこから、新しい展開を描いてみました。これは、先日の高橋さん(高野町副町長)のサジェスチョンとも合致します。
 
 その展開とは、商店街(及びその周辺)の空き店舗(空き家)を提供→商店街(まちなか)活性化支援員が住み込みで地域に密着→よそ者の視点で地域資源を見直す→地域の誇りを再生→市民の居場所づくり→地域自らが将来のビジョンを描く→小規模連鎖型で再開発に着手・・・

 かなり、補足説明のいる展開ですが、自分の中では結構、順序だって説明できます。
 来年度に熟度を高めて、再来年度には、具体的に事業に移せるよう進めていきたいな。

 となると、2年で県庁になんて戻れないぞ。もう少し、市職員として腰を据え、中心市街地再生に取り組みたいな。モチベーション上がってきました!



  
Posted by 新米課長 at 21:01Comments(3)新米課長日記